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あき なおみ(本名:瀬川三恵子、1947年9月17日 -
)は、昭和後期・平成期(1970年代〜1990年代前半)の歌手(ただ、現在は歌手活動は行っておらず、実業家(ビルのオーナー)が本職となってい
る)。 レコードジャケットでは「ちあき・なおみ」と表記されていたこともある。 来歴 東京都板橋区出身。ムード歌謡の名残をのこしつつ、しっとりと歌うスタイルは秀逸である。本人自身はコミカルな部分も持っており、歌もさることながら、タ レントや女優としての要素も持っていたことで人気を博していた。 幼少の頃より、芸能活動をする。特に歌唱力に秀で、米軍キャンプ地などで歌手活動をしていた。 1969年に「雨に濡れた慕情」で歌手デビュー。1970年の「四つのお願い」がヒットし、人気歌手へ。1972年に代表曲となる「喝采」が130万枚を 売り上げる大ヒットとなり、日本レコード大賞を手にした。歌の出だしの部分で手ひらを上にあげていく仕草が特徴的な歌で、この仕草は鼻のそばにあるホクロ とともに、コロッケの記念すべき第一作目のモノマネのネタでもあった。当初はピーターの形態模写でも有名であった。 歌手としてだけでなく、コミカルな部分も持っていたちあきは、タレント・女優としての才能も買われ、テレビでの活躍の場を広げる。1987年からの大日本 除虫菊「タンスにゴン」のCMシリーズでは、癖のある主婦を好演(怪演)し、話題をさらった。CMシリーズでは特に、自転車に乗った共演者・美川憲一に 「もっと端っこ歩きなさいよ」と注意されるバージョン(1990年)は、話題になった。 1978年に俳優の郷^治と結婚したが、1992年に死別。これを機に芸能界を引退した。『黄昏のビギン』がテレビCMに使われ注目されたり、CD- BOXが発売されるなどで人気が再燃したが、現在に至るまで復活の兆しはない。義兄に俳優の宍戸錠、甥に同じく俳優の宍戸開がいる。 |