イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani,
1955年6月27日 -
)はフランス・パリ出身の女優である。フランス生まれではあるが、父親はアルジェリア人、母親はドイツ人。14歳のときにスカウトされて女優の道を歩むよ
うになる。1969年に映画デビュー。コメディ・フランセーズに所属し、舞台に立ったこともある。 19歳のときに主演した「アデルの恋の物語」で、情熱の余り狂気に陥ってゆく主人公を演じ、高い評価を得た。「カルテット」と「ポゼッション」でカンヌ映 画祭女優賞を、「カミーユ・クローデル」でベルリン国際映画祭女優賞を受賞。 ゴダールの作品を突然降板したり、一度断った役を他の女優から奪い返したなどのスキャンダルも多い。マスコミが嫌いで、特に勝手に写真を撮られることを非 常に嫌い、カンヌでパパラッチのカメラを壊したこともあるという。 共演者と恋に落ちることが多く、「イシュタール」で共演したウォーレン・ベイティとのロマンスも知られている。子供は二人いて、一人は俳優のダニエル・デ イ=ルイスとの間の子である。 |