鈴木 大拙(すずき
だいせつ、本名:貞太郎〔ていたろう〕、英字:D.T.Suzuki, 1870年10月18日 - 1966年7月12日)
は、仏教学者(文学博士)である。石川県金沢市本多町に、旧金沢藩藩医の四男として生まれる。1959年日本学士院会員、文化勲章。 禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に広くしらしめた。100冊ある著書のうち、23冊が英語で書かれている。梅原猛曰く、「近代日本最大 の仏教者」。同郷の西田幾多郎、山本良吉、藤岡作太郎とは石川県専門学校以来の友人であり、加賀の三太郎と称された。 |
鈴木大拙全集
増補新版 岩波書店 |
■構成 全40巻 |
久松 真一,山口 益,古田 紹欽 編集 堀尾 孟,桐田 清秀 編集協力 |
禅および東洋思想を世界に伝播した不世出の仏教学者にして,稀に見る実地躬行の宗教者鈴木大拙.その人と思想は,現代人に甚深なる影 響を与え,歴史を動かした.31年ぶりの新版全集刊行.論文,講演,書簡等の厖大な新資料を増補,集中15巻を新編成とし,新字体を採用.新たに索引を付 した. |