ソニー・ロリンズ


出典: フ リー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins、1930年9月7日 - )は、ジャズのサックス奏者。ビ・バップの代表的サックス奏者。ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨人。「ジャズの巨人」と讃えられている。


[バイオグラフィ]

1930年9月7日、アメリカ合衆国ニューヨーク生まれ。 11才の頃からピアノやアルト・サックスを学び、高校時代にテナー・サックスに転向しプロの道へ進む。 ブルーノート、プレスティッジ、マイルストーンに多くの録音を残した。 代表作に「サキソフォン・コロッサス」「ウェイ・アウト・ウエスト」「ニュークス・タイム」などがある。

そのおおらかな演奏とは対照的に、絶頂期にありながら自分のプレイを見つめ直すため、突如失踪(計3回)して遠く人けの無い橋の下で一人練習するなど音楽 に対して辛辣な姿勢が垣間見える。しかし歌心溢れるアドリブや聞くものをリラックスさせるプレイは長年にわたり良い意味で変わることがなく、それが今も多 くのファンを持つ理由だろう。 一番の代表作は"St. Thomas"(セント・トーマス)であり、2005年11月2日に行われた大阪・厚生年金会館での引退公演の締めくくりは本作であった。





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