『安部公房全集』(全29巻/別巻1 ※別巻1は刊行未定)新潮社
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安部公房全集 001
第一巻には新発見の詩編、19歳の処女小説、エッセイ、真善美社版「終りし道の標べに」など初期作品を網羅する。
A5判/5985円(定価)/640121-5/発行:1997年7月
安部公房全集 002
[1948.6-1951.5]新発見小説「友を持つということが」、初収録小説「鴉沼」、芥川賞受賞作「壁」、詩「宣言」他。
A5判/5985円(定価)/640122-3/発行:1997年9月
安部公房全集 003
[1951.5-1953.9]新発見小説「保護色」「歴史の頁が」、初収録小説「壁の変貌」、初期秀作「飢えた皮膚」「詩人の生涯」「空中楼閣」「闖入者」「水中都市」他を収録。
A5判/5985円(定価)/640123-1/発行:1997年10月
安部公房全集 004
[1953.10-1955.2]初版「飢餓同盟」、初収録「奴隷狩」、初出「制服」、シナリオ「壁あつき部屋」「不良少年」、エッセイ「瀋陽十七年」「奉天」「私の小説観」他を収録。
A5判/5985円(定価)/640124-X/発行:1997年11月
安部公房全集 005
[1955.3-1956.2]小説「棒」「盲腸」「手段」、初演戯曲「制服」「どれい狩り」、放送劇「開拓村」、日記「文芸日記1956」他、劇作家安部公房の誕生を告げる創造の軌跡。
A5判/5985円(定価)/640125-8/発行:1997年12月
安部公房全集 006
[1956.3-1957.1]長編「けものたちは故郷をめざす」、未完「幽霊の墓」、初収録放送劇「口」、座談会「共産主義と文学」、安部真知宛書簡他、東欧の旅からの思索の軌跡。
A5判/5985円(定価)/640126-6/発行:1998年1月
安部公房全集 007
[1957.1-1957.11]紀行エッセイ「東欧を行く」、新発見小説「人間修業」、初の児童放送劇「キッチュ クッチュ ケッチュ」、SF小説「鉛の卵」他、多才な軌跡を収録。
A5判/5985円(定価)/640127-4/発行:1998年2月
安部公房全集 008
[1957.12-1958.6]未定稿戯曲「仮題・人間修業」、映画芸術論「裁かれる記録」、児童放送劇「おばあさんは魔法使い」、喜劇「幽霊はここにいる」他54編を収録。
A5判/5985円(定価)/640128-2/発行:1998年3月
安部公房全集 009
[1958.7-1959.4]長編SF小説「第四間氷期」、翻案劇「最後の武器」、テレビドラマ「円盤きたる」、ラジオドラマ「河童考」、講演「芸術の革命」他59篇。
A5判/5985円(定価)/640129-0/発行:1998年4月
安部公房全集 010
[1959.5-1959.9]NHK〈子供の時間〉に放送され反響をよんだ連続児童放送劇が39年ぶりに蘇る。豊かなユーモアと発想に満ちた安部文学の理解に不可欠な作品。
A5判/5985円(定価)/640130-4/発行:1998年6月
安部公房全集 011
[1959.5-1960.5]ラジオドラマ「ぼくは神様」、ミュージカル「可愛い女」、戯曲「巨人伝説」、新発見の実験映画のシナリオ「顔の中の旅」など多才な51編を収録。
A5判/5985円(定価)/640131-2/発行:1998年7月
安部公房全集 012
[1960.6-1960.12]60年安保に取材した戯曲「石の語る日」、長編推理小説「石の眼」、ラジオのための構成詩「詩人の生涯」、童話ミュージカル「お化けの島」他を収録。
A5判/5985円(定価)/640132-0/発行:1998年8月
安部公房全集 013
[1960.9-1961.3]一年にわたり連続放送されたラジオドラマ「お化けが街にやって来た」〈前編〉を収録。安部文学の埋もれた鉱石が37年ぶりによみがえる。
A5判/5985円(定価)/640133-9/発行:1998年9月
安部公房全集 014
[1961.3-1961.9]連続放送劇「お化けが街にやって来た」〈後編〉収録。37年ぶりに蘇ったユーモアとエスプリあふれる話題の作品。装幀・近藤一弥・98ADC原弘賞受賞。
A5判/5985円(定価)/640134-7/発行:1998年10月
安部公房全集 015
[1961.1-1962.3]小説「無関係な死」、シナリオ「おとし穴」、花田清輝、三島由紀夫、大江健三郎、開高健、丹下健三、星新一、手塚治虫らとの座談会ほか58編収録。
A5判/5985円(定価)/640135-5/発行:1998年11月
安部公房全集 016
[1962.4-1962.11]小説「人魚伝」「砂の女」、戯曲「城塞」、テレビドラマ「あなたがもう一人」「フランキーの完全犯罪」「モンスター」「羊腸人類」など30編収録。
A5判/5985円(定価)/640136-3/発行:1998年12月
安部公房全集 017
[1962.11-1964.1]ラジオドラマ「審判」「吼えろ!」「チャンピオン」、TVドラマ「虫は死ね」「闖入者」、小説「悪魔」「他人の顔(群像版)」など33編収録。
A5判/5985円(定価)/640137-1/発行:1999年1月
安部公房全集 018
[1964.1-1964.9]小説「榎本武揚」「時の崖」「他人の顔」、ラジオドラマ「ガラスの罠」、テレビドラマ「こんばんは21世紀」、エッセイ「現代女優論」など21編。
A5判/5985円(定価)/640138-X/発行:1999年3月
安部公房全集 019
[1964.10-1965.12]シナリオ「白い朝」「第四間氷期」、戯曲「おまえにも罪がある」、花田清輝・大江健三郎との座談会「前衛文学とは何か」など43編を収録。
A5判/5985円(定価)/640139-8/発行:1999年4月
安部公房全集 020
[1966.1-1967.4]小説「カーブの向う」「人間そっくり」、谷崎賞受賞戯曲「友達」、三島由紀夫との対談「二十世紀の文学」、講演「私の創作ノート」など49編を収録。
A5判/5985円(定価)/640140-1/発行:1999年5月
安部公房全集 021
[1967.4-1968.2]戯曲「榎本武揚」「どれい狩り(改訂版)」、小説「燃えつきた地図」「子供部屋」、エッセイ「リルケ」、ドナルド・キーン宛書簡、「燃えつきた地図」創作ノートなど40編収録。
A5判/5985円(定価)/640141-X/発行:1999年6月
安部公房全集 022
[1968.2-1970.2]インタビュー「私の文学を語る」、エッセイ「異端のパスポート」「内なる辺境」「根なし草の文学」「私の車」、戯曲「棒になった男」など59編。
A5判/5985円(定価)/640142-8/発行:1999年7月
安部公房全集 023
[1970.2-1973.3]戯曲「未必の故意」「ガイドブック」、シナリオ「1日240時間」、連載エッセイ「周辺飛行」、演劇講義「人間をいかに認識するか」など64編。
A5判/5985円(定価)/640143-6/発行:1999年8月
安部公房全集 024
[1973.3-1974.2]小説「箱男」、戯曲「愛の眼鏡は色ガラス」「贋魚」、ドナルド・キーン対談「反劇的人間」、桐朋学園講義「演劇の成立基盤について」など42編収録。
A5判/5985円(定価)/640144-4/発行:1999年9月
安部公房全集 025
[1974.3-1977.11]戯曲「緑色のストッキング」「ウエー(新どれい狩り)」「案内人」「イメージの展覧会」「水中都市」、エッセイ「アリスのカメラ」など70編収録。
A5判/5985円(定価)/640145-2/発行:1999年10月
安部公房全集 026
[1977.12-1980.1]長編小説「密会」、アメリカ公演戯曲「仔象は死んだ」、ロング・インタビュー「都市への回路」、フォト&エッセイ「都市を盗る」など39編収録。
A5判/5985円(定価)/640146-0/発行:1999年12月
安部公房全集 027
[1980.1-1984.11]短編「ユープケッチャ」、長編「方舟さくら丸」、エッセイ「死に急ぐ鯨たち」、講演「永遠のカフカ」、対談「ロボット社会と人間」など52編収録。
A5判/5985円(定価)/640147-9/発行:2000年1月
安部公房全集 028
[1984.11-1989.12]フロッピー・ディスクに残された「スプーンを曲げる少年」「もぐら日記」などのほか、評論「異文化の遭遇」「クレオールの魂」など70編収録。
A5判/5985円(定価)/640148-7/発行:2000年10月
安部公房全集 029
[1990.1-1993.1]小説「飛ぶ男」「カンガルー・ノート」「さまざまな父」、大江健三郎、養老孟司との対談など安部公房最期のメッセージと、新発見の「補遺」60編収録。
A5判/5985円(定価)/640149-5/発行:2000年12月