鶴見 俊輔(つるみ しゅんすけ、1922年6月25日 -
)は、文芸評論家、哲学者。九条の会の呼びかけ人の一人。 戦後、『思想の科学』を創刊し、『共同研究 転向』など思想史研究で成果を上げた。都留重人、丸山眞男らとともに戦後言論界の指導的人物。アメリカのプラ グマティズムの日本への紹介者のひとりである。 1982年に『戦時期日本の精神史』で大佛次郎賞、1990年に『夢野久作』で日本推理作家協会賞、1994年に朝日賞受賞。 早くから大衆文化に着目しており、趣味は漫画を読むこと。漫画評論の先駆けの一人でもあった。 <家族> 政治家である鶴見祐輔の長男。社会学者である上智大学名誉教授の鶴見和子は姉。『ナマコの眼』等で知られる人類学者の鶴見良行は従弟。息子の鶴見太郎は早 稲田大学文学部助教授。政治家の後藤新平は祖父。 |